2021/09/14 13:19

奈良にあるfuraの自家農園「Doppo garden」は、竹林の広がる里山が見えるのんびりした畑。
畑は自然のままに耕さず、肥料や農薬も使わずに。草花や虫たちと共に、命に添い、従いそのままに。自然農でハーブや果樹を育てています。元気いっぱいに育ったハーブたちはまた、ハーブの堆肥となって畑に戻り、次の命を繋いでいます。
そんなDoppo gardenの畑仕事は、春の訪れと共にはじまります。
春はレモンバーム、カモミール、ローズ、ネロリなどのハーブ、いちごやプラムなどのみずみずしい果実たちの収穫が次々とはじまります。夏には、ミント、レモンバーベナ、ハニーサックル、カレンドラなどのハーブやブルーベリー。また採れたてのハーブを自分たちで蒸留して、自家製のフローラルウォーターや、ネロリを使ったムーンウォーターも作ります。
秋には、ドライにしたたくさんのハーブたちを茎から外したり、細かく切ったり。一通りの種類が揃ったら、ブレンドハーブティーを作ります。優しい甘さの無花果もこの季節のお楽しみ。
冬は、一年間がんばった果樹のお手入れをしながら、土の中で大きく育った菊芋をせっせと収穫。また春に元気な芽を出しますように。
Doppo gardenの自然農ハーブを使ったハーブティーやフローラルウォーターなどは、東京・目黒通り沿いにあるナチュラルセラピーサロンfura atelier併設のハーバルショップでもお求め頂けます。オーナーの気まぐれで、果実や無農薬・無化学肥料で育ったお野菜に出会えることも。ぜひお立ち寄りください。
furaのこと、畑のこと、ハーブのある暮らしや、日々のあれこれを、少しずつお伝えできたらと思います。どうぞよろしくお願いします。